公開講演会「うつと不安の予防?介入を考える」

INFORMATION

  • 2024年1月7日(日)13:00~16:00
  • 池袋キャンパス 14号館2階 D201教室

世界中を席巻したCOVID-19の感染拡大は収束しつつある。しかしながら、コロナ禍を通して明るみになった社会的孤立?孤独をめぐる問題や、メンタルヘルスに関する問題はいまだに深刻な状況が続いている。

今回は、オーストラリア国立大学において感情制御を研究しているJunwen Chen先生をお招きして、うつと不安に関する予防と介入について、Chen先生の感情制御に関する研究知見をもとにご講演いただく。それとともに、目白大学の笹川智子先生には、思春期や大学生の不安をめぐる問題について、日本と諸外国との研究データからみえてくる介入のポイントについてご講演いただく。本学からは、現代心理学部 松永美希が、成人期のうつの予防と介入のポイントについて講演をおこなう。

以上のように、うつと不安の問題について、臨床心理学的に研究している国内外の研究者によってポストコロナの課題を議論することによって、今後いかにして私たちはメンタルヘルスを維持していくべきか、またうつと不安に悩む方々やその家族の方々にどのような支援を届けていけるのかについて考えていきたい。

講師

Australian National University、School of Medicine and Psychology、Senior Lecturer
Junwen Chen 氏

2002年、早稲田大学で博士号(人間科学)を取得。その後、早稲田大学人間科学部助教、東海学院大学にて講師、准教授として勤務。2010年、オーストラリアのフリンダース大学にて講師、上級講師。2019年、Senior Lecturerとしてオーストラリア国立大学に着任。

目白大学心理学部准教授
笹川 智子 氏

2007年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(博士(人間科学))。2007年4月より早稲田大学人間科学学術院助教、2008年4月より目白大学人間学部専任講師、現在に至る。2023年より、目白大学心理カウンセリングセンター臨床相談室長。専門は社交不安症の治療と予防、比較文化的視点からのうつと不安の研究。

本学現代心理学心理学科教授
松永 美希

詳細情報

名称

公開講演会「うつと不安の予防?介入を考える」

内容

【プログラム】
13:00~13:10 オープニング、企画趣旨、講師紹介:松永美希
13:10~14:10 講演?質疑応答「不安障害の予防と介入:感情制御の視点から」:Junwen Chen氏
14:10~14:25 休憩
14:25~14:55 講演?質疑応答「青年期の社交不安症の理解と支援」:笹川智子氏
14:55~15:25 講演?質疑応答「成人期のライフイベントにみるうつ病とその支援」:松永美希
15:25~15:45 全体ディスカッション:全員
15:45~16:00 質問、クロージング:全員

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

心理芸術人文学研究所

備考

お問い合わせ

心理芸術人文学研究所

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。